絶対に失敗しないパソコン選び

パソコン購入時に絶対に失敗しないパソコンの選び方をまとめてみました

パソコンの寿命がなぜ短いかその理由を考えてみた

「パソコンの寿命は何年ですか?」と聞かれることがあります。

聞いている方は「パソコンは何年くらい使えるんですか?」 という意味で聞いているのかもしれませんが、 この質問を聞かれたときに、思わず躊躇してしまいます。 というのも、 パソコンは部品が壊れるまで使い続ける性質のものではないからです。

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精密機械のためいつかはトラブルが発生する


私も幼いころに祖母に「使えるものは辛抱して最後まで使いなさいよ」 とよく言われました。 パソコンは精密機械のパーツを使っているため、偶発的に壊れるものもあります。 その代表格がHDD(ハードディスク)やメモリです。

HDDや光学ドライブ、バッテリなどパソコンには使うたびに劣化するパーツが 含まれていますが、そのパーツ自体が劣化し使えなくなっても、 パーツを新しいものと交換することで、また普通に動く可能性が高くなります。

そう考えると、パーツを壊れた度に交換することで、 いつまでもいつまでも使えるように 思えてしまいます。 しかし、現実はそうではありません。 パソコンの技術の進化は犬は1年に6年分成長することになぞらえて 「ドッグイヤー」と言われます。

パソコンの進化はドッグイヤー


パソコンの進化は日進月歩で、1年前に発売されたパソコンであっても、 一世代前のCPUや一世代前のパーツで作られています。 そのため購入後5年、6年となると自然とかなり以前の技術で作られた パソコンになってしまいます。

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OS(オペレーティングシステム)も同様です。 今から6年前はWindowsXPの時代でした。 そこから、WindowsVista、Windows7、Windows8、Windows8.1、Windows10と進化を遂げてきました。

WindowsXPのときのInternetExplorerはVer6で、 今では正常に閲覧できないWebサイトも多くあります。 そのためパソコンは通常に動いてたとしても、 周りの環境や技術が最新のものに変わってしまい 十分その機能を果たせなくなったときが、 本当の意味のパソコンの寿命なんだと思います。

関連法規ができたときに、パソコン自体が販売されていなかったため、 パソコンの修理期限を定める法律はありませんが パソコンメーカーが保守期限(※故障した時に修理を受け付ける期間)を 5~6年にしているのもそのためです。

まとめ


結論として、パソコンが正常に動作をしていたとしても、 メーカーで修理対応ができなくなる期間の5年から6年が経過すると 次のパソコンへの買い替え時期だと思います。

正常に動いているパソコンを買い替えるのは ちょっぴりもったいないですが ある日突然動かなくなって大切なデータが消えてしまわないためにも 動いているうちに買い替えるのが、いいのかもしれませんね。