パソコンの種類
一言に「パソコン」と言いますが、大きく分けて以下の4種類があります。
デスクトップパソコン
ノートパソコン
モバイルパソコン
タブレット
パソコンを購入する前に、種類によって得意な用途が異なるため、それぞれのパソコンが、どのような特性をもっているのかを理解したうえで、購入時に失敗しないようにパソコンを選択することが必要です。
デスクトップパソコン
据え置き型のパソコンです。ノートパソコンに比べ高スペックな製品が多く、 このようなパソコンは一般的にテレビ機能や動画・画像編集機能、オンラインゲームなど ほとんどの機能を利用できます。
現在大手メーカーから発売されているデスクトップパソコンは一体型が多く この一体型のパソコンはノートパソコンのパーツを使って作られていることから、 ノートパソコン同様に拡張性が低いので注意しましょう。
従来のデスクトップパソコンの利点を生かしたい場合には、 パソコンとモニタが別々のタイプを選択した方がいいでしょう。 メリットとして20インチ~と画面が大きいこと、同スペックのノートパソコンより 安価で購入できることがあげられます。
デメリットとしてその特性から持ち運ぶことができません。
こんな人におすすめ
パソコンでテレビ録画や動画編集をしたい。 パソコンは持ち歩かない。 大容量のHDDを使いたい。
ノートパソコン
A4くらいの大きさのノートパソコンです。画面の大きさは15インチ~です。 性能はデスクトップPCには劣りますが通常にパソコンでインターネットやメールで使用するには 十分なスペックです。
テレビ機能付のものやメーカー別に付加機能がついたパソコンも販売されています。 バッテリが部屋の中での移動程度の時間しか想定されていないため、 外出先での持ち歩きには適していません。
主要パソコンメーカーではエントリーモデルとされている製品も多く 購入費用を抑えたい場合には、この種類から選択するとよいでしょう。
こんな人におすすめ
インターネットやメール、年賀状ソフトなどの一般的なパソコンの用途で使用したい。 ある程度の画面の大きさがほしい。 パソコンの移動は屋内の場所の移動程度。 同スペックのモバイルパソコンより安価に購入したい。
モバイルパソコン
ノートパソコンを持ち運びに特化したのがモバイルパソコンです。
ノートパソコンより少し小さく画面が13インチ程度の大きさが主流です。 現在流行のUltrabookなどはこれにあたります。 外出時に持ち歩くことを想定してあるため重量が軽く、Ultrabookに代表されるように スタイリッシュなのが特徴です。
主な用途は外出先でインターネットやメール、Officeのデータ作成などです。 画面の大きさは13インチ~でノートパソコンに比べて小さいです。 光学ドライブ(DVD/BDドライブ)が別途必要な製品が多いです。
外出中に使用することが想定されるため、購入時には「バッテリ駆動時間」を確認しましょう。 目安はカタログ記載のバッテリ時間/2=実際の使用時間程度です。
こんな人におすすめ
軽くてスタイリッシュなパソコンを使いたい。 パソコンを外出時に持ち歩くことがある。 外出先でインターネットやメール、Officeでの文書作成などの機能を使いたい。 光学ドライブは必要ないか既に持っている。
タブレット
モバイルパソコンよりさらに小さいパソコンです。
スマートフォンを大きくしたようなパソコンで画面サイズは7インチくらいからです。 画面をタッチして使うことができ、OSもWindowsやAndroidなどがあります。
Amazon、楽天、Docomo、auなどでも購入することができます。 電子書籍を購入することで、実際の本を購入するよりも安価で場所を取らずに 本を読むことができます。
比較的OSがWindowsの方がバッテリ駆動時間が短い傾向にあるため、 購入時に注意が必要です。
こんな人におすすめ 外で手軽にインターネットやメールを楽しみたい。 スマートフォンでは画面が小さすぎる。 スマートフォンでは保存容量や性能がたりない。 外出先では仕事のデータを見る程度