今回はWindows10搭載パソコンの中で、 現在のパソコンを使う環境の中で、絶対に買ってはいけない危険なパソコンをご紹介します。
1.CPUの欄にCeleronまたはPentiumと書かれているパソコン
商品説明の欄に、CeleronまたはPentiumと書かれているパソコンは 買わない方がいいでしょう。 一般的に安い値段のパソコンには、この文字が書かれていることがあります。
このパソコンを買ってしまった場合のデメリットはズバリ 動画の再生です。
YoutubeやGyao、その他ストリーミングサイトの動画で 処理が間に合わず、画面が緑色に変わることがあります。
緑色に変わる場合は設定が原因の可能性もありますが、 パソコンのスペックが原因で緑色に変わる場合には、絶対に改善できません。
合わせてCPUが非力のため、DVDの再生も音飛びやコマ落ち そして画面が緑色になったります。
例えば以下のように書かれているメーカーがあります。 http://nec-lavie.jp/navigate/products/pc/162q/share/attention/index.html
このことはほとんどのメーカーのカタログに記載されています。 メーカーのカタログの最後のページに性能のページがありますが、 そのページの小さい文字でぎっしり書いてあるところに、記載されていますので よかったら見つけてみてください。
CPUは長く使うのであれば、COREi7と書かれているもの 最低でもCOREi3と書かれているパソコンを選んでください。
あまり公言はされていませんが、ネット通販のお安いモデルであれば ほとんどCPUがCeleronまたはPentiumとなるため注意しましょう。
2.メモリが4GB以下のパソコン
メモリが4GB以下のパソコンは絶対に買わないほうがいいでしょう。
表示のメモリと実際に使えるメモリが違うわけ
メモリとはパソコンと同時に動いているソフトウェアの一次記憶の場所ですので 多いほどパソコンの処理速度は速くなります。
ただし、現在のノートパソコンの場合は、画面表示に使うビデオメモリ(VRAM)を このメモリから使っているため、4GBメモリがあってもまるまる4GB使えません。
実際に使える量= メインメモリ4GB-ビデオメモリ(VRAM)-Windows-セキュリティソフトなどなど
もし4GBであれば、4GB-ビデオメモリ1GB-Windows10が2GBで 残り1GBで重たいセキュリティソフトを動かしたり、ネットを立ち上げたり、 通信をしたり、ネットで重たい動画を見たりゲームを見たり、株価をみたり…
まったく思うように動かないのがおわかりかと思います。
Windows10はメモリが十分にあればとても快適で、 起動までの時間を数秒まで短縮できるOSです。
メモリ不足でせっかくのWindows10を無駄にすることがないように 最低でも8GB以上のメモリ搭載パソコンをおすすめします。
ちなみに私は動画の編集も行うため メモリは32GBのパソコンを使っています。
WindowsUpdateに長時間かかるわけ
4GBでギリギリ読み物だけのネット閲覧には耐えられたとしても、 現在数GB単位で出されることがあるWindowsUpdateの更新が とても長時間かかってしまいます。
みなさんも経験ありませんか? WindowsUpdateが動いているため、何分待ってもなかなかパソコンが終了せず 起動時もずーっと待つことになり、故障したのかと思ってしまいます。
特にリカバリ後のWindowsUpdateに1日がかかりになってしまうことでしょう。 ちなみに2017年現在、Windows7のメモリ4GBのパソコンをリカバリした場合 WindowsUpdateに丸3日かかります。
これはWindowsUpdateの更新ファイルが大型化したため、 それを一次記憶の場所のメモリが足りず、少しずつしか処理できないため 起こってしまう現象です。
できるだけメモリは多いほうがいいですが、 こちらも最低8GBあれば回避できると思います。
発売中の中価格帯までのパソコンはメモリ4GBです
現在発売中の中価格帯までのパソコンは、だいたい4GBまでの製品が多いです。 安いパソコンを選んで、作業が遅くなるのを我慢するか もしくは高くても作業が滞りなく進むパソコンを選ぶかは 判断がわかれるところです。
パソコンは高い買い物である分、6年程度は使いたいので 安いパソコンであれば、業界の進化についていけずますます 遅くなっていくことが予想できるため 少々お高くても高いパソコンの購入をおすすめします。
3.KINGSOFTOffice搭載、リファビッシュパソコン
これはきっとここだけの情報だと思います。こっそりお伝えしますね。
KINGSOFTOffice搭載パソコンは注意が必要です
KINGSOFTOffice搭載、パソコンはしっかり確認をしましょう。
まずKINGSOFTOfficeとは名前は似てますがMicrosoftOffice(Word,Excelなど)とは異なる類似ソフトです。 無償または非常に安価で手に入ることができます。
メーカーはMicrosoftのWindowsを搭載しているため、当然KINGSOFTOfficeを ほとんどの場合搭載しません。MicrosoftOfficeのみです。
それなのになぜ、KINGSOFTOfficeを売ることができるのでしょうか。
答えは簡単です。 箱を開けてMicrosoftOfficeを抜いているからです
そして抜きとったOfficeを商品として販売しているのです。そのためKINGSOFTOfficeをインストールして販売しています。 KINGSOFTOffice搭載のパソコンを購入する場合には、MicrosoftOfficeはついているのか、普通のパソコンはプレインストールでインストールされていることが多いが プレインストールされていた場合、なぜ、使ってはいけないのか確認をしてください。
このYahoo!ショッピングで販売されているものは、すべて抜き取り販売です。 理由はMicrosoft Office Home and Business Premiumというバージョンは特殊で OfficeとOffice360 がセットにされた、 メーカー製パソコンにしか付属されていない、市販されていないOfficeだからです。
ちなみにこのOfficeは価格が安いからと言って買ってしまうと OfficeのアクティベーションのときにMicrosoftにばれて 最悪認証できず使えないのでお気を付けください。
話を戻しまして、Officeを抜き取られたときに、当然梱包箱が開けられていますので Office以外のものがなくなってても、メーカーの保証が受けられません。
さらに中身が空けてあるということは、最悪だれかが使っている可能性があります。
リファビッシュパソコンは絶対に買ってはいけません
その点、確実に誰かが開けただけでなく、使っていたのがリファビッシュパソコンです。
リファビッシュパソコンといえば、聞こえがいいですが、 売ってる業者さんは新古品という言い方をしたがります。 中身はほとんどが店舗の展示品と返品品です。
リファビッシュパソコンはKINGSOFTOffice搭載の可能性が高いだけでなく 電源を入れて使っていることです。
パソコンの保証期間は通常、「電源を入れてから1年間」です。 リファビッシュ品がいつ電源を入れたのかわからないとことが怖いところです。
それだけなく、HDD内には初めて電源を入れた日が記録されていて メーカーではそれを見て、無償修理期間かどうか、 他のお客さんであずかったことがあるパソコンかどうか判断しています。
リファビッシュ品を買ったばかりなのに、 MicrosoftOfficeも抜き取られていて、電源を初めて入れた日から数年経過 バッテリは劣化し電源も入らない、 メーカーに電話してもサポート期間が切れてるといわれ、 高額の修理料金を請求されるのもよくある話です。
リファビッシュ品はとても安いパソコンなので、購入される場合は 十分リスクを業者さんと話し会ったうえでの購入を最低限おすすめします。
4.外国メーカーのパソコン
もし購入後トラブルが発生した時に、気軽にサポートを使いたいと 思われるのであれば、 外国メーカーは選択しないほうが無難です。
外国メーカーは、お安くて一見魅力的に見えますが 利用するためにはある程度の知識が必要です。
サポートに連絡して故障かどうか診断するときに パソコンの中身を空けて調べることを求められる場合もあります。 どうやら外国では当たり前のようです。
従来の日本人による日本のサポートを受けられたいのであれば 国産メーカーの方がよいでしょう。
本日の記事はいかがでしたでしょうか? 快適なパソコンライフを送られることを願っています。